内部がカビやすい 掘りごたつの撤去他
こちらは、以前に‘掘りごたつ撤去’のご要望があり、
確認したところ、カビだけでなく、シロアリに食べられた痕跡があったので、
他の部分が心配で、床下を一通り確認して、シロアリ被害が他に無い事を確認して、今回の撤去工事(他)となりました。
その前に、ホコリ等で汚れないように、養生作業。
(これ、案外と重要です。怠ると、お客様が後で掃除する作業でストレスになります)
大切なお仏壇もしっかり養生。
(ご先祖様、少し心眼で、工事を見届けて下さい)
撤去した掘りごたつセット。
お客様の産業廃棄物処理が、安くなるように、木材系と、金属系と解体し、コンパクトにまとめました。
新築時にご要望があった掘りごたつを、あとで思い出したかのように、土を周囲によけて、掘りごたつが入るように施工されていた為、
土均し作業。
大工さんが来るまでの間に、ずれていた束石、床束を、出来る範囲で修正。
人気の大工さん、到着
プラダンで、施工場所を作り、
レベル(水平・高さ)の確認作業。
(こういう点に関しては、細かい私の要求で)
こちらで用意しておいた、カスガイ を、必要箇所に打ち込んでもらい、
束石と束の間には、一通り、クサビを打ち込んでもらいました。
私からの要望も含めて、
それからの この大工さんの作業の素早いこと、素早いこと。
(速いだけでなく、寸分違わず、もの凄く精密に納めるので、少々こちらも驚きました。噂以上でした)
あっという間に、頑丈な下地完成!
手元には、直ぐに手に取れるビス・釘箱。
素早い作業の為に、自作したのでしょうが、自然と角が取れて、補強し直しながら、年季の入ったこの箱は、大工さんの相棒のように見えました。
何か、点検等の際に、開けられるように、当然ビス留め。
周囲の荒床とも、段差一つありませんでした。
変わって、LDKの ブカブカしたフローリング床(集積材の為、良く通る所から剥離が始まります)の根太補強と、点検口の補強作業のために、
大工さん到着前にしておいた養生と、落下防止の為にカラーコーンを。
大工さん乗り込みの事前に、大きな物体(私)が、大工さんが作業しやすいように、養生紙を敷き込み、さらに、袋に重量ブロックを入れ込んで、少しずつ移動。
大工さん汚れ防止の為に敷いた養生紙の状況。
今時のベタ基礎ではなく、連続布基礎のため、床下は土です。
(鉄筋コンクリート製のベタ基礎の良い点は、多いのですが、地中から湧き出してくるエネルギーを半減させるとも聞いているので、こうした昔ながらの床下が‘土’というのも、実は大好きです)
ここが、お客様に申し訳なくて申し訳なくて仕方無かった場所。
横引きの排水管を支える為に、その際に余っただろう塩ビ管と、木クサビ。
調査時に判明しましたが、5、6年ほど前に、私がかつての会社の営業部長 兼 営業担当として、施工した物件だっただけに、自責の念でいっぱいだったので、
重量ブロックで、この横引き管をしっかり支える事が出来て、気持ちが晴れました。
(工事担当の責任は、最終的には営業・経営者の責任だと考えているので)
そこの塩ビ管、切り落とした鉄管、ゴミ。
お客様、これまで、誠に申し訳ありませんでした。
他のお客様に対しても、これまで機会がある度に、直して参りましたが、新築も含めて、2,000件弱の物件を担当してきたので、まだまだ安心していられないのが本音です。十字架を背負っている気持ちです。
しっかりと、施工して下さった大工さん。
2つの見積り提出・やはり以前の手直し作業・駅前物件の確認等をしてきて、帰ってきた時には、ブカブカしていた床が直っていました。
(ただし今回、補強した所以外が、数年後、追いかけるように、同様の状況になることは、お伝えしております)
さて、明日は、防蟻工事(シロアリ防止)です。
工事現場:旭区鶴ヶ峰・今宿東町・白根近辺
小川名建設株式会社
横浜市旭区今宿西町463-13
045-951-7903
HPは作成中(少しお待ち下さい)
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